京都市の観光名所中心の旅。
古都である京都。御所や世界文化遺産の寺々を暑さにもめげず、見て回った。世界文化遺産の寺や城は1994年に登録されたが、見学したところは、京都市街の主な観光名所に記載した。日本の古典に登場する場所に会えたのは、感動ばかりでなく、昔懐かしいひと時を目の当たりにし、歴史の再来を楽しんだ。
嵐山と渡月橋。
嵐山公園から見る-嵐山と渡月橋。
嵐山は、渡月橋の西にそびえる標高381mの山。観光地としては、嵐山の中心部を流れる桂川にかかる
渡月橋周辺全域を指し、国の史跡名勝に指定されていて、古くから歌枕として、多くの歌に詠まれている。
桜と紅葉の名所で、夏は淋しい。
渡月橋は鉄筋コンクリート製で、欄干のみ木製の橋である、
渡月橋周辺図
渡月橋のかかる川は、渡月橋の上流を大堰川、渡月橋の下流は桂川。
渡月橋周辺の実際の見学順路
左図の黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。
嵐電嵐山本線の終点、嵐山駅で下車し、この駅で、京友禅を用いた美しい600本のポールを見て、駅を出てから、商店街を南に下り、渡月橋まで歩いた。渡月橋を渡ると嵐山公園。西を見ると、嵐山がのんびりと横たわっている。
嵐電嵐山駅。 |
京友禅で被覆した美しいポールの林立。 |
嵐山駅の正面。 |
嵐山駅のホームにある京友禅のポール。 |
渡月橋を渡る。 |
橋の向う左手は嵐山公園。 |
渡月橋上流の大堰川の堰と嵐山。 |
渡月橋 嵐山公園側。 |
渡月橋全景 上流南岸より。全長155m 幅11m。 |
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商店街。京都府道29号線。 |
嵐山ちりめん細工館。 |
府道29号線の天竜寺入口。中央は勅使門。 |
入ると直ぐ右側にある蓮の繁茂する方丈池。 |
方丈池。境内東にあり、夏は蓮が見事。。 |
法堂(左側建物)と正面右の庫裡。 |
庭園参観入口受付所。 |
大方丈裏庭。曹源池日本庭園。 |
左側大方丈と右側庫裡。 |
庫裡は諸堂参拝入口であり、庫裡、大方丈、書院から、渡り廊下をつないで多宝殿まで参観できる。曹源池を大方丈の縁側から見るには、ここから入る。 |
庫裡入口にある達磨絵。禅宗の開祖の達磨大師の絵。 |
庫裡を通り、大方丈へ。 |
大方丈の室中の釈迦尊像を奉る48畳の大きな部屋。 |
雲龍図。大方丈の東西を仕切る襖に描かれており、通常は公開されず、ガラス越し。 |
書院から見る大方丈と曹源池庭園。 |
多宝殿へつながる渡り廊下。 |
多宝殿内部。後醍醐天皇の像を奉る祠堂。 |
多宝殿内部の襖絵。 |
天龍寺庭園側から竹林の小径への入口。 |
法堂に雲龍図を描いた和尚と画伯を偲ぶ硯石。 |
真夏でもすずしい竹林の小径。大河内山荘庭園と野間神社を越えて、府道29号の中間あたりまでを結ぶ、約550mの長さにわたる。 |
観光客の多い竹林の小径 。 竹林の小径の端にある大河内山荘庭園。 |
竹林側にある北門。 |
龍門亭 し(竹冠に師)月。天龍寺直営の精進料理店。 |
正式名称は賀茂御祖(かもみおや)神社。
下鴨神社のシンボルである楼門。
毎年5月15日に行われる通称葵祭りは、上賀茂神社とあわせ、この神社の例大祭である。都大路に古式さながらの王朝絵巻を繰り広げることで有名である。
古代の豪族賀茂氏の氏神社であり、京都の最古の神社の一つである。鴨川と高野川のデルタ地帯に広がる糺の森を南から来たに伸びている表参道を進むと、朱塗りの大鳥居や楼門が見えてくる。白砂を敷き詰めた神域には、檜皮葺きの社殿が建ち並び、平安時代の雰囲気を思わせる。東西の二つの本殿は国宝で、その他53棟の社殿は重要文化財。1994年には世界遺産に登録された。
下鴨神社境内図
実際の参観順路
左図の黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。
糺の森を南から入ると、直ぐの左手に河合神社がある。美人をつくるカリン水を飲みたいと
家族の女子群から要望で、のんびりと一休み。
神社を出てからは、森の中央を南北に抜ける表参道を北に進む。楼門を潜ってからは舞殿、橘殿などを見て、中門から有料拝観地域に入る。
ガイドは、葵生殿で総合的な説明を受け、神の調理を賄ったという大炊殿に行く。近くの御車者を見て、終了である。フリーになってからは、本殿の入口となる幣殿前の言社を巡って終わり。
京都一の美しい神様玉依姫( 神武天皇の御母神)を祀る河合神社が森の入口左手にある。 |
赤い鳥居をくぐると右側にある神社の入口である神門がある。 |
左側建物は本殿入口となる幣殿。右側は拝殿。本殿には女性を守護する神をまつり、美麗祈願を受け付ける。 一番奥に見える竹垣で囲まれた、小さな庵は方丈記の著者、鴨長明の「方丈の庵」。 |
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。 広大な敷地に緑豊かな糺( ただす)の森が横たわる。 |
国家君が代に歌われたとする「さざれ石」。小さな石が大きくなったもの。 神社へは、森をぬける表参道を行く。 |
神社には手水舎が三箇所あるうちの表参道沿い。 |
楼門と回廊。 |
舞殿。葵祭りのとき、天皇の勅使が御祭文を奏上され 、雅楽東遊を奉納する場所。 |
橘殿。御蔭祭のとき、御神宝を奉安する御殿。正月の神事では、神事芸能が奉納される。 |
神社の中門。その奥に本殿の屋根がわずかに見える。 |
神社の中門。ここから先は有料拝観。 |
干支の守護神である言社( ことしゃ)。 |
干支の守護神である言社。全部で七つある。 |
中門を入り、葵生殿への唐門。葵生殿で案内を待つ。 |
見学した大炊殿の庭から見える西本殿の屋根。 |
神のお供えを調理した大炊殿の内部。古代より伝わるお供えのレプリカ、調理器具を展示。重要文化財。 |
御車舎に飾ったある、屋根の造りが唐破風になっている唐車。最も格式の高い車で、牛車。 |
葵の庭。賀茂斎院御所の葵の庭を再顕。葵の自生とカリンの古木もあり、カリンの庭とも呼ばれている。 |
儀装馬車。宮中で使われているものと同じで、二頭 引きタイプ。葵祭りで利用されている。 |
水の神を祀る貴船神社の総本社と有名な貴船荘の川床料理。
貴船神社は京都洛北の鞍馬にあり、鴨川の水源地に鎮座している。地名の貴船( きぶね)とは、異なり、水神であることから貴船( きふね)と呼ばれる。雨乞い,雨止めの神事が行われていた。また、平安時代の女流歌人和泉式部が夫との復縁を祈願し、願いがかなえられたことから、縁結びの神ともたたえられている。
春日灯篭が建ち並ぶ表参道は、貴船神社の写真スポットであり、シンボルとなっている。
参詣が短時間であったために、本宮近辺を楽しんだ。
叡山電鉄 出町柳〜貴船口ルート
貴船に行くには、叡山電鉄の利用で、出町柳から、貴船口まで丁度30分かかる。
左図のGPSトラックは叡山電鉄船線と貴船口からの走行軌跡
実際の貴船口〜貴船ルート
左図の黄色の細線は、実際の旅行順路のGPS軌跡である。
出町柳を17時38分発の叡山電車に乗車し、
貴船口到着は18時8分。ここから貴船荘の迎えの車で10分で貴船荘前に着き、予約時刻に早かったので、貴船神社に寄った。
春日灯篭の並ぶ表参道の石段。 |
表参道の終点。 |
表参道を上り詰めたところの本殿下の広場。 |
手水者でお清め。 |
本宮への階段。 |
本宮横の拝殿でお参り、祈願。 |
水占くじ。神水に浸して、現れた字を読むおみくじ。 |
テーブルで結び文を書き、その結び文を結び合わせて祈願する。 |
本宮横の広場は、祈願の結び文や絵馬が並んでいる。 |
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貴船荘の川床料理 Kibunesou Kawadoko Dishes 川床料理は京都の夏の風物詩である。貴船には数件の川床料理を提供する旅館兼料理店がある。中でも貴船荘の京料理は絶品であり、評判がよい。 貴船の川床( かわどこ)は真夏でも平均気温23度で、流れる涼風は気持ちよいが、流れる水の音はせせらぎを聞きながらというには、程遠く。堰の近くでは、話し声も聞きづらいほどだ。 |
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貴船神社の真ん前の貴船荘の入口。受付は道路向かいの貴船神社側にある。 |
入口から座席への下り階段。 |
広い貴船荘の内部。 |
貴船川の上に作られれた座席。 |
貴船荘の中でも、一番上段にある座席だが流れが特に騒々しい。左手の貴船川は座席の下を通っている。 |
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京都の夏の魚といえば、鱧料理が定番ですと云うことです。鱧会席料理の鱧の串刺しが見える。 |
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鱧会席料理の一部。鱧の串さし。 |
清流会席料理の一部。八寸。 |
貴船川の流れの堰の前で記念撮影が定番とか。我々は最終の客で、20時半では他のお客は誰もいない。 |
京都の半端でない暑さを忘れたひと時の記念。 |
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