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京都府Uinformation

京都市

京都市の観光名所中心の旅。

活動報告写真

 古都である京都。世界文化遺産の寺々を暑さにもめげず、見て回った。世界文化遺産の寺や城は1994年に登録されたが、見学したところは、京都市街の主な観光名所に記載した。日本の古典に登場する場所に会えたのは、感動ばかりでなく、昔懐かしいひと時を目の当たりにし、歴史の再来を楽しんだ。
 







京都の旅ついて

京都中心街に滞在し、七月末から八月初めの四泊五日の旅で訪ねた。

活
ここでは、石川五右衛門の「絶景かな」で有名な三門のある南禅寺から、哲学の道を通って、銀閣寺までを辿る、のんびりとした散策。また、清水寺は現在、平成の大修理が行われているが、やはり観光名所ではずせない。伏見稲荷大社の赤鳥居は外国人に大人気。夏の暑さにもめげず、楽しい旅であった。









活
 京都市街で訪れた主な観光名所

・ 京都御所、仙洞御所
・ 金閣寺、龍安寺
・ 銀閣寺、南禅寺、哲学の道
・ 嵐山、天龍寺
・ 二条城、西本願寺
・ 伏見稲荷大社
・ 清水寺、八坂神社
・ 下鴨神社
・ 貴船神社




銀閣寺 Ginkaku-Ji

 正式名称は慈照寺。足利義政の法号に因んでいる。臨済宗相国寺派の寺院。

活動報告写真  足利八代将軍、義政が建立した東山殿が前身で、侘びた銀閣は東山文化のシンボル。義政の死後、禅寺に改められた。現在、当時の遺構として残っているのは銀閣と呼ばれる観音堂と東求堂のみでいずれも国宝。室町時代の東山文化を代表する建築と庭園がある。庭園は国の特別名称、特別史跡に指定されている。
 銀閣は木造二階建ての楼閣建築で、錦鏡池の湖畔に建っている。屋根は柿葺きで、頂に銅製の鳳凰がある。一階が書院造の住宅風で、二階は板塀に花頭窓を並べた禅宗様式の仏堂である。





活動報告写真
 銀閣寺境内図
寺の入口の看板からの境内図であるが、左手方向が北であり、下の参観順路図も左手方向が北である。












活動報告写真
 実際の参観順路
 左図の黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。
参観コースは、約800m。14時丁度に総門から入場し、15時に退場したが、見学時間としては、かなりゆったりしていた。





















 

銀閣寺境内入口。


銀閣寺垣。生垣の下に作られた、高さ90cm、長さ
約50mの竹垣。常緑の椿や樫が植えられいてる。


銀沙灘。白砂の表面に直線の縞模様がついている。


本堂方丈前にある銀沙灘の白砂は壇状の直線になっている。


向月台。白砂を盛り上げて造った円錐状の頂部は平らになっている。


向月台を背景に、夏の暑さにもめげず。


花頭窓より見る銀沙灘。


本堂の東にある東求堂。檜皮葺きの入母屋造り。


方丈と東求堂の間にある銀閣寺形手水鉢。


義政の持仏堂である東求堂を南西方向から見る。


銀沙灘越しに見る銀閣。
 

錦鏡池には石橋が七つかかっている。
 

千代の槙。樹齢500年。
 

自然あふれる錦鏡池と後方に方丈と東求堂。



茶の井泉庭園。


義政愛用の茶の井跡。


山からの湧き水がでている。錦鏡池の南東にある。



展望所から見る銀閣寺境内。右方、手前から東求堂、方丈、庫裡。


錦鏡池と銀閣の東側正面。黒い外壁が幽玄の美をたたえる。


北東側から見る銀閣。二階は内外とも黒漆塗りで、
観音菩薩像が安置されている。


銀閣の屋根の見本。サワラの薄い割り板の柿葺。


方丈。銀閣寺の本堂である。



南禅寺 Nanzen-Ji

 太平興国南禅禅寺

活動報告写真
 臨済宗南禅寺派の大本山。日本の全ての禅寺の中で、もっとも格式の高い寺です。境内には、勅使門、三門、法堂、大方丈が一直線に並んだ配置になっている。見所は、まず、高さ22mの三門。歌舞伎で石川五右衛門が楼上から「絶景かな」と見栄を切ったことで有名になった。左の写真は三門の楼上から見た法堂である。南禅寺の中心となる建物で、法式行事や法要が行われる。方丈( 国宝 )は大方丈と小方丈に別れる。大方丈の前庭( 名勝 )は伝小堀遠州作で「虎の子渡し」と呼ばれる石組みなど、江戸初期の代表的な枯山水庭園として有名である。また、寺の中を通る琵琶湖疏水水路閣は観光の目玉として定着している。


















活動報告写真
 南禅寺境内図
  南禅寺HPより。
 左側が地図の北方向。




























活動報告写真 
実際の参観順路
 左図の北方向は左手側で、黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。京都市営地下鉄「蹴上駅」で下車し、駅前のトンネル「ねじりまんぼ」を抜けて、南禅寺に向かい、下方向の西側より入り、境内を散策した。

見学コースは約1.3km。三門を10時半にくぐりぬけ、戻ったのは12時半で、約2時間の見学であった。



















 

地下鉄蹴上駅下車して、すぐの南禅寺への近道トンネル道。
 

南禅寺中門。


三門。1628年に再建され、日本三大門の一つ。
歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名。


歌碑。杉洞「この門を入れば涼風おのづから」


重要文化財指定の三門の前で。
 

桁行三間、梁間二間の堂々とした柱が山廊を支持。
 

三門の楼上に上る階段。


三門の楼上で。
 

三門二階部分の山廊。「絶景かな 絶景かな」。


南禅院。疎水路の向う側の南禅寺発祥の地にある。


南禅院入口。
 

南禅寺横を通る琵琶湖疏水。
 

琵琶湖から京都市内への水路。


5年の工事の後、1890年に竣工した疏水。現在でも水を運んでいる。


古代ローマの水道橋を手本とした赤レンガのアーチ状の水道橋。


疏水の上部の流れ。


疎水の横を歩く
 

法堂。
 

法堂前にて。
 

法堂内部の須弥壇上中央に釈迦如来像を安置。
 

天井に描かれている幡龍の図。
 

方丈。国宝。
 

方丈庭園。小堀遠州作とされる枯山水の庭。


大方丈の花鳥の間。桃山時代の狩野派の障壁画。


方丈内部。


方丈庭園。


方丈庭園。縁側に座って、ゆっくり眺める。


方丈庭園 別名「虎の子渡しの庭」。


小方丈庭園「如心庭」石のは位置が「心」の字形。


茶室 不識庵と窮心亭が見える。


庭園は方丈内を回遊しながら眺められる。


六道庭も順路で眺められる。


小堀遠州の枯山水庭園。



哲学の道


活動報告写真
 哲学の道は、琵琶湖疏水の分線が流れる小川に沿って、南北に続く、約1.5kmの小道です。京都大学の哲学者西田幾多郎らが、よく散策したといわれ、哲学の道となずけられた。景色が変化し、自然が美しいので、京都で人気のある散歩道です。夏の暑い時期に訪れたため、あまり観光客には遭遇しませんでしたが、桜や紅葉の季節には、多くの観光客で、混雑するらしいです。







活動報告写真
 哲学の道
 案内図「哲学の道保勝会製作」より。

 哲学の道には、南端の若王子橋の袂から入り、分岐された疎水に沿って、北に進み、銀閣寺のところまで行った。歩行距離は約1.5kmで、寄り道をしないと、30分でたどり着いた。





















 

南から道にはいると、直ぐに「哲学の道」の道標が建っている。
 

南端の入口となる若王子神社前の若王子橋。



初めの付近の疎水の右側は自然の森になっている。
 

大豊神社入口の灯篭。
 

疎水の流れにはところどころに橋がかかる。
 

寺の前橋。
 

半分を過ぎて、銀間寺までは二本の歩道。
 

夏は木陰でもかなり暑い。
 

北端近くで、御麺への曲がり角。


散歩で疲れたら、おめん銀閣寺本店に。
 

おめん天ぷらつきうどん。美味しかった。




清水寺 Kiyomizu-Dera

音羽山清水寺。

活動報告写真

 京都の東部、音羽山の中腹にたつ清水寺は、山々の緑を背に、伽藍や碑が立ち並び、国宝と重要文化財を含み、世界遺産に指定されています。約1200年前の創建以来、幾多の火災にあい、現在の本堂は1633年に、徳川家光の寄進により再建されたものである。清水の舞台として有名な本堂は、崖の中腹に建つ寄棟造りで、檜皮葺きの勇壮な建物であるが、2017年8月の参詣時は、平成の大修理の集大成として、檜皮屋根の葺き替え工事中であり、舞台の遠景は望めなかった。
清水寺の由来は、境内に湧き出る清水に由来し、現在でも「音羽の滝」の名水として、観光客に親しまれています。




活動

 清水寺境内図





























活動報告写真
実際の参観順路
 左図の黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。
仁王門手前の清水通り商店街から、仁王門を抜け、境内をGPS軌跡のように一周して、距離は約1kmで、所要時間は1時間30分であった。
 
 バス停「清水通」から、松原通を通り、門前商店街のいわゆる清水坂を上って、仁王門前に出る。仁王門をくぐり抜けると直ぐに、受付がある。参詣はここから階段を登り、本堂舞台に入る。
本堂で、正面に十一面千手観世音菩薩を本尊にお祈りをし、鐘をついて、本堂を抜けると、地主神社への坂道の前を通り、さらに阿弥陀堂、奥の院の前を通り、音羽の滝へと歩を進めます。この後、子安の塔には寄らずに、仁王門の前に戻りました。

















清水坂より仁王門。


仁王門前で。


仁王門をくぐり抜けると。


仁王門を入り、右手が受付。


鐘楼。


三重の塔の横の石段。


轟門 ( 中門 )。


三重塔。


修理中の清水の舞台。


修理中の清水の舞台。


出世大黒天。


本堂の舞台。



本堂( 国宝 ) 。


本堂内の鐘。


迫り出した清水の舞台。傾斜面に建っていて修理中。


舞台より音羽の滝を見る。


三筋の水の流れる音羽の滝。
 総本家ゆどうふ 奥丹清水 三年坂の中腹にあり、古代とうふを味わえる。
 

奥丹清水の玄関。
 

昔とうふ一通りを楽しんだ。固めの純古代作り豆腐。
 

冷奴。夏にはつきもの。
 

名物のゆどうふ。



伏見稲荷大社 Fushimi Inari-Taisha 

 伏見稲荷大社は全国に三万社以上あるお稲荷さんの総本社です。稲荷信仰の原点が稲荷山にあります。
2011年には、稲荷大神が稲荷山に鎮座してからの1300年を迎えた。

活動報告写真
 伏見稲荷大社は、いわゆる東山三十六峰の最南端に位置する霊峰にある稲荷山全体を神域としており、その稲荷山を背景にしてそびえる稲荷信仰の原点である。
 伏見稲荷大社は全国のお稲荷さんの総本宮であり、御鎮座1300年以来、庶民の信仰の社であった。特に、商売繁盛、五穀豊穣の神として、崇拝されてきた。
 特に、赤い鳥居として有名な千本鳥居は、実際は社殿と同じ「稲荷塗り」といわれる朱で彩色されている。実に美しい。





活動報告写真
伏見稲荷大社境内案内図

 境内の入口設置看板より。














 
 実際の参観順路

 左図の黄色の細線は、実際の見学順路のGPS軌跡である。
 JR西日本奈良線の稲荷駅を13時に出て、伏見稲荷大社に入り、楼門、外拝殿、本殿、千本鳥居を通り、新池までの往復で、約2.3kmを1時間20分で見学した。
 奈良線の稲荷駅で下車すると、目の前に赤い伏見稲荷大社の大きな一の鳥居が建っている。
新しい参道を通り、ニの鳥居を抜けると、目の前に楼門が現れる。楼門を抜けると、外拝殿と巫女さん達が舞をしている神楽殿の横を通り、本殿に出る。本殿の左側を通り、広場に面した赤い鳥居を抜けて、千本鳥居に至る。二列に配置されている千本鳥居は、右側通行で、ここを抜けたところに、奥社奉拝所がある。往路は、稲荷山に続く赤い鳥居を潜り、新池まで行き、ひこから戻ったところで、奥社奉拝所横にある灯篭の頭である「おもかる石」にトライしてからもと来た通りを戻った。
 稲荷駅まで来たところで、いなり煎餅を求めて、駅の西側にある宝玉堂まで、足を伸ばした。














 左のタイトル写真をクリックすると
YouTubeシアター「京都 伏見稲荷大社」にジャンプします。













JR西日本奈良線の稲荷駅前。


稲荷駅を降りると、目の前に朱色の一の鳥居。


楼門。1589年豊臣秀吉が、母の病悩平癒祈願をしての造営。重要文化財。


新表参道の朱色のニの鳥居鳥居。



神社の楼門として日本最大のもの。


楼門前の手水舎。


楼門前の狛犬。鍵をくわえている。
 

神楽殿で行われている巫女さんの神楽。
 

本殿、五間社流造り檜皮葺き。1499年再興。
垂木端の装飾など桃山期の豪華な造り。重要文化財
 

内拝殿。
 

本殿横の広場に面し、千本鳥居への入口となる鳥居。
 

千本鳥居の入口。
 

千本鳥居の隙間はこのくらい。


千本鳥居は、祈りと感謝の念を、奥社参道に鳥居の奉納を持ってあらわす信仰に基ずき建てられている。


鳥居の建造は、稲荷山の頂上付近まで続いている。


奥社奉拝所。千本鳥居を抜けたところにあり、稲荷山を遥拝するところ。


おもかる石。願い事をしてから、灯篭の頭石を持ち上げ、その重量感覚で、願い事の可否を判断する。


権殿。本殿の造営のとき、仮宮として利用された。


新池( こだまヶ池 ) 失せ人を探す人がこの池に向かって、手をたたくと、こだまの方向に手ががりがあるという。
総本家 宝玉堂  いなり煎餅が名物。
 

総本家宝玉堂。各種のいなり煎餅を販売している。


手焼きの現場は店の中にあり。
 

宝玉堂のいなり煎餅。店頭で試食したら格別美味。


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  やっちゃんよっちゃん

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