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フランスinformation

シャモニー
イヴォワール


シャモニー Chamonix Mont-Blanc

シャモニー。

地図

シャモニーはフランス東部にあり、ヨーロッパ最高峰モンブラン( 標高 4810m)のふもとにあるリゾート地です。夏季は避暑や登山、冬季はスキーの拠点として、多くの観光客が集まります。シャモニーは周りを4000メートル級の山々に囲まれた谷あいにある愛らしい町です。


シャモニーについて

 8月4日、ジュネーブからフランスの田舎町シャモニーに。車で約1時間半の行程。国境は高速道路のゲートが少し
入りにくくなっている程度で、スタンプを押す車もなく通過するだけ。周囲がだんだん田園風景に変わってくると、正面には雪に覆われたローヌアルプスの山々が大きさを一段と増してくる。広いアウトバーンを快適に進むと、氷河がすぐ脇に迫り、緑豊かな町に到着する。
  アウトバーン大雪渓の迫り来る
   国境のジグザグゲート草を干す


我々の借りたウィークリーマンションは街中を流れるアルヴ川に面した庭付きで、庭の向こうを時々にぎやかな歓声とともにラフティングのボートが通過していく。モンブランから来る雪と氷河の溶けた乳白色の水が音を立てて勢いよく流れている。

  ラフティングボート町の真中をしぶき上げ

 

街中を流れるアルヴ川。中央に建っているのはバルマ・ソシュールの像。
 

滞在したマンションの裏の柵越しに流れるアルヴ川でのラフティングボート。


また、ウィークリーマンションの庭からはモンブランとエギュイユ・デュ・ミディの雄姿を眺められる。天候や時間によって、変化するが、特に朝がきれいだ。太陽が昇り始めると、雪の山頂から次第に金色に輝き始める。自然の営みの美しさに目を見張るばかりだ。

   朝焼けや神おわしますモンブラン

 

庭から望まれるモンブラン山頂。
 

庭から見えるエギュイユ・デュ・ミディ。
シャモニーの町のどこからも見えるが、旅行案内所前のサン・ミッシェル教会から見ると、正午に真上に太陽があるので「正午の時計の針」という意味をもつ。
 主な見どころ  主な見どころ
・ TMBモンブラン電車でレ・ズーシュからモンブラン登頂の出発点ニ・デーグル 
・ プラナード 遊園地 アスレチック
・ モンタンヴェール メール・ド・グラス
・ ラック・ブラン 山上湖
・ メルレー自然動物園
・ エギュイユ・デュ・ミディ
・ プラン・ド・レギュイユからモンタンヴェールまでのハイキング

レ・ズーシュからTMBモンブラン電車 Tramway du Mont-Blanc

 一度は乗ってみたかったモンブラン電車。観光客に人気がある。終着駅ニ・デーグルからはモンブラン山頂への登頂や山腹のハイキングコースにいたるため、登山者によく利用されている。
左の画像をクリックすると、YouTubeの「 TMBモンブラン電車に乗る」にジャンプします。

 

ロープウェイベルヴュー線の麓駅。レストラン兼用。
手前は駐車場。
 

ロープウェイベルヴュー線の山頂駅。こちらもレストラン兼用。
 

ロープウェイを降りて乗り継ぐベルヴュー駅( 1794m)。駅員さんが一人常駐している。
 

ニ・デーグル終点駅( 2372m)に停車中の電車。将来の延伸のため、傾斜したままの線路。
 

車内は木製のレトロ調。乗客は一方向の景色に夢中。
 

モンブラン山頂は雲の中。
 

麓駅ル・ファイエに停車中のモンブラン電車。
 

モンブラン山群が目の前だ。

プラナード 遊園地とアスレチック Planards Amusement & Adventure Park

 プラナードは大人、子供が家族連れで楽しめるところである。遊園地には、ルージュ山岳コースター、子供用ゲーム、トランポリンなどがあります。また、冬季はスキーのゲレンデとして利用されるフィールドには、夏には、アスレチック活動の楽しめる施設が開かれる。クワッドリフトが夏季にも運行されているので、利用します。。町の中心からは、モンタンヴェール鉄道のシャモニー駅を越えると、すぐのところにあるので、徒歩で行け、アクセスは抜群だ。参加者は、命綱をつけて、空中に仕掛けられたさまざまな遊具に挑戦する。いくら元気でも骨がばらばらになりそう。子供向けのコースもあり、二歳の孫もヘルメットをかぶり命綱をつけて、一人前に楽しんでいた。旅の中でも、外国に滞在していることを忘れるほどのリラッスさを味わった。アクセスは、下のYouTubeの「 プラナード 遊園地」の中にルート図を表示しています。

   シャモニ谷老いも若きも登山靴
   命綱空中散歩夏木立
   ターザンになりて空飛ぶ夏休み

 

上の画像をクリックすると、YouTubeの「 プラナード 遊園地」にジャンプします。
 

トランポリン。
 

ルージュ山岳コースター
 

ルージュ山岳コースター
 

上の画像をクリックすると、YouTubeの「 プラナード アスレティツクに挑戦」にジャンプします。
 

ロープワーク。木と木の間の綱渡り。
 

ロッククライミングさながらの難しさ。
 

ロープの吊り橋。思ったよりわたり難い。


上の画像をクリックすると、YouTubeの「 プラナード 二歳児がアスレチックに挑戦」にジャンプ。
 

アスレチックの装備をつけた勇姿。
 

初めはなんとか。
 

慣れてくると楽しそう。

モンタンヴェール Montenvers

町の中心からは、国鉄シャモニー駅の前を通り、国鉄にかかる歩道橋を渡るとモンタンヴェール鉄道のシャモニー駅に出る。ここから赤い小さな電車に乗ると、20分で終点のモンタンヴェール駅(1913m)に着く。モンタンヴェールの眺めは雄大ですばらしい。足元には、フランス最大の氷河メール・ド・グラスが広がり、眼前にはドリュー針峰(3754m)、グランド・ジョラス(4208m)など4000メートル級の山々の景観に圧倒される。展望レストランでゆっくり眺めていると、時のたつのも忘れてしまう。氷河には氷の洞窟が掘られ、見学できる。テレキャビンで降り、さらにそこから崖に造られて350段の階段を下りる。
上の画像をクリックすると、YouTubeの「 モンタンヴェールの夢見るような風景」にジャンプします。
    新涼や太古の氷土産とす
    針峰にぶつかりそうや鰯雲

 

メール・ド・グラス氷河とかなたにグランド・ジョラス。


赤い小さな列車
 

展望レストラン。
メール・ド・グラス氷河とグランド・ジョラス。


展望レストラン 夏の季節のみ営業。
メール・ド・グラス氷河とグランド・ジョラス。 

 
 

展望レストランからの視界は抜群。
後方は、ドリュー針峰。


氷河行きのテレキャビン。


氷の洞窟入口 350段の階段を下りて。


氷の洞窟 氷河の中に掘削。氷河が年100mも動くので毎年掘りかえられている。


氷の洞窟側から見た崖にへばり付く様に付けられた階段。今にも壊れそうだが、通っていて恐怖感はない。
 

2005年には、ここまで氷河はあった。
 

クリスタルギャラリーの入口

ラック・ブラン Lac Blanc

シャモニー観光客の憧れのハイキングルート。シャモニーセンターからはバス、ローブウェイ、リフトを乗りついて行く。リフトの終点のアンデックスから出発。ルートはほとんどが岩山で、鎖を伝わったり、時には両手を使ったりとかなり厳しい。ラック・ブランとは白い湖という意味で、コバルト色の山上湖が二段になって連なっている。周囲の山々を映しこみ、とても美しい。兆歩法を満喫し、たっぷり水遊びをしてから下山。フレジュールまで歩き、そこから最終17時30分初のロープウェイで麓へ。

   岩盤に黄の道標秋の山
   秋涼し乾ききったる岩の群
   鎖場を過ぎて一息吾亦紅
   さはやかや行き合いの雲湖の色
   カウベルの音こだまする大花野


 右上の画像をクリックすると、YouTubeの「 ラック・ブランへのトレッキング旅程表示」にジャンプします。

   シャモニーセンターから路線バスでラ・プラーズまで行き、ラ・プラーズからフレジュールまではロープウェイに乗車。
フレジュールからアンデックスまではリフト。
アンデックスからラック・ブランまでのトレッキングはゆっくりで2時間15分。ラック・ブランで遊んだあと、フレジュールまで下りロープウェイで下山した。

 

ラック・ブラン。左奥の山はエギュイユ・ダルジェンティーレ。
 

ロープウェイ終点アンデックスで。後方はモンタン
ヴェールのメール・ド・グラス氷河。
 

トレッキング道の状況。
 

かなりガレ場が多い。
 

ロープウェイ終点アンデックス。後方右中央の白い雪の山はモンブラン。
 

ラック・ブランの流出付近にかかる橋。後方の山は
エギュイユ・ヴェルテ
 

ラック・ブラン 二連湖のうちの初めの湖。
 

ラック・ブラン。

日本食レストラン

トレッキングを終えて、その日のディナーを日本食レストラン「さつき」で。「さつき」のブログに掲載された写真。
ブログは「さつき シャモニー・ムジェーフ 20110817」

シャモニーには、日本食レストランはこの一軒だけである。寿司,天ぷら,蕎麦、うどん、何でもある。二歳から七十二歳まで八人組だから食べっぷりがよい。ひじきや切り干し大根まで注文、デザートはお饅頭。久しぶりの日本食を満喫。外国人も箸を上手に使い、おいしそうに食事をしていた。うれしいことだ。

     フランスや大口あけて茸めし
     カフェテラス和食満載秋めける



メルレー自然動物園 Merlet Animal Park

活動報告写真

 メルレー自然動物園には、レ・ズーシュから行きます。レ・ズーシュからは高度差600mも上り、道も狭いので、公共交通機関はない。高度も1563mと高いので、アクセスには、タクシーを利用します。シャモニーセンターからの距離は12kmです。ここは、動物園ではなく、動物を放し飼いにしている広場です。鹿、シャモア、アイペックス、マーモットなどと一緒に遊べます。背後にはボッソン氷河を抱き、清清しい雰囲気の中で、子供が楽しめるところです。

活動報告写真

 

シャモア。
 

鹿との触れ合いも。
 

動物園からは、目の前にボッソン氷河が広がっている
 

アイベックス。

エギュイユ・デュ・ミディ Aiguille du Midi

活動報告写真シャモニー観光のハイライト。この針峰の頂上展望台からはフランス、イタリア、スイスアルプスの山々のすばらしい展望が飛び込んでくる。モンブラン(4810m)、グランド・ジョラス(4208m)や遠くマッターホルン(4478m)、モンテ・ローザ(4634m)も目に入ってくる。下を見ると、ジュアン氷河やメール・ド・グラス氷河、さらに、氷河の上を歩いている登山者が豆粒のように見える。ケーブルカーの終点は、ミディの北峰展望台の下にあり、ここから歩道橋を渡り、エレベーターに乗ると、頂上展望台(3842m)に出る。
右の画像は頂上展望台の看板より編集

地図

エギュィユ・デュ・ミディ ルート

 ケーブルカーでシャモニーセンタ(1305m)から、まずブラン・ド・レギュイユ(2317m)まで上り、ここで乗り換え、終点のエギュイユ・デュ・ミディ北峰(3778m)に上る。ミディ針峰で周囲のすばらしい景観を楽しんだり、体を温めたりしてから、三連のテレキャビンで、ジュアン氷河につながっている白い谷の上をフランスとイタリア国境の境にあるエルブロンネ・ピーク(3466m)に行く。ここの休憩所からは、氷河の上に降りることができ、雄大な周囲の景色を堪能できる。真夏なのに震え上がるほど寒いがキャビンの中から見るのとでは大違いである。
 

ロープウェイのシャモニー駅。朝7地30分でも、切符の購入客が並んでいる。マルチパス・モンブランの事前購入が絶対便利。


ロープウェイの終点エギュイユ・デュ・ミディ
 

ゴンドラから見たエギュイユ・デュ・ミディの頂上
中央峰。。
 

ミディにて。後方右側の丸みをおびた白い山はモンブラン。中央はモンマウディ。
 

ミディからは直線距離で約60km離れたマッター
ホルンが東方向に見える
 

レストランで暖をとらないと耐えられない。
 

中央わずか右マッターホルン さらに右にかすんで見えるモンテ・ローザ
 

ミディから見たグランド・ジョラス(中央連山の最左端)


白い谷からジュアン氷河さらにメール・ド・グラス氷河へ。
 

ミディとエルブロンネ・ピークを結ぶ3連のテレキャビン。


エルブロンネ・ピークでエギュイユ・マルブレーが後方に。
 

エルブロンネ・ピークでは階段で雪原に下りられる。雄大だ。
 

中央の白線はイタリアとフランスの国境線。背中の
柵に両国の国旗。左側がフランス。エルブロンネで。
 

エルブロンネ・ピークでの雪原。
後方右手の雪の白い山はグランド・ジョラス。。
 

エギュイユ・ヴェルテ( 中間)とエギュイユ・デュ・トャルドネ(後方)。
 

エルブロンネ・ピークから降りて振り返ると。

プラン・ド・レギュイユからモンタンヴェールへのハイキング
Hiking from Plan de l'Aiguille to Montenvers

活動報告写真

 エギュイユ・デュ・ミディへのロープウェイの中間駅プラン・ド・レギュイユからモンタンヴェール鉄道のモンタンヴェール駅まで、約7.3kmのコースである。夏の日差しの暑い中、中間駅を朝9時に出発し、途中、雨に降られながら、モンタンヴェール駅に12時半に到着した。3時間半の行程である。右図の黄色線はGPSによる実際の取得トラックを描いたものである。中間駅2317mから途中で130mほどの下り上りはあるがモンタンヴェー駅1913mまで全体として下る。モンブラン、グランド・ジョラス、メール・ド・グラス氷河などをを眺められるすばらしいハイキングコース。



道標が途中にあり、迷わない。。
 

ハイキング行程のはじめにレストラン
 

中間駅 プラン・ド・レギュイユを出発してすぐに。後方の白い雪の山はモンブラン
 

道は全体として、平坦。
 

後方は、モンタンヴェールからも眺められるドリュ針峰。
 

コースの途中で流水で道が破損しているところがあるが、全体的に歩きやすい山道。
 

コース途中の随所ででシャモニー谷の町全体が見渡せる。
 

モンタンヴェールのメール・ド・グラス氷河。

イヴォワール  Yvoire

イヴォワール。

 フランス東部の小さな町。レマン湖畔に面しているイヴォワール。フランスで最も美しい村のひとつと言われている。













アクセス

スイスのジュネーブからローカル列車を利用し約10分でニヨンに着く。ニヨンのレマン湖岸からは定期船に乗り、レマン湖を渡り、対岸のイヴォワールに約25分で到着する。
レマン湖畔からイヴォワールに入ると、着岸の少し前にイヴォワール城が目の前に現れてきて美しい。多くの観光客はこのコース。

イヴォワール Yvoire

活動報告写真

 イヴォワールは中世14世紀の面影を残している町である。中心街は当時の面影として、石造りの家々が多く、城壁も残っている。14世紀はじめに建てられたイヴォワール城は湖畔に面し、美しいが、現在も使われており、そのため城内は公開されていない。その代わり、お城の庭である「五感の庭」は一般公開されている。街中は色鮮やかな花がいたるところで見られ、フランスの花の村コンテストで入賞しているだけのことはある。中世の街中を散策するのは心地よいことこの上ない。


 

湖に面して建つイヴォワール男爵の居城。
 

一般公開されている五感の庭。
 

船着場の近く。
 

石造りの家の花飾り。
 

五感の庭は憩いの場。
 

五感のひとつの臭覚で。


五感の庭は迷路。


散策していてもすがすがしい。
 

中世の城門近く。
 

聖パークラス教会。

  やっちゃんよっちゃん

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